雄山中学校ブログ

【全校一斉】火災発生時に冷静な判断と素早い行動を ~第1回 避難訓練~

 6月23日(火)、第1回 避難訓練を実施しました。

 今回の避難訓練は、授業中に火災が発生したことを想定して、「生徒たちがより安全に素早く避難すること」と「教職員が生徒たちを適切に避難場所へ誘導すること」の2つをねらいに行いました。

 
  • 火災発生の放送後、片山校長から避難本部設置、生徒の安全な避難誘導、救護所の設置等の指示を受ける教職員
  • 教職員の誘導を受け、火災発生場所から離れた経路で避難する生徒たち
  • 校舎を出て、各学年の集合場所の目印である学年旗をめざす生徒たち
  • 学級の生徒の人員確認を終え、大きな声で学年主任に報告をする学級担任
  • 柴田教頭から、全校生徒および全教職員の避難完了の報告を受ける片山校長

 

~避難訓練を終えて~(柴田教頭より)

 人間の行動には『本能による行動』、『学習による行動』、『知能による行動』の3種類があります。
 避難訓練は、これらの中でも『学習による行動』に当てはまり、1回の成功体験でも効果があるといわれています。
 避難訓練にまじめに取り組み、学習して、成功体験を積むことが「自分の命を守る」行動につながる大切な一歩になります。
 今回の学習を通して、自分はどのように行動したらよいのかを考えるきっかけにしてください。

【2年生】中学生の皆さんに聞いてほしい「生と性の話」~保健講演会~

 6月23日(火)、2年生の生徒を対象に保健講演会を開催しました。

 先日の3年生を対象に開催した保健講演会に引き続き、女性クリニック We!TOYAMA代表で産婦人科医の種部恭子先生を講師にお迎えし、「人間にとっての『性』」「いのち」「ふれあい」「性のトラブル」などについてスライドを交えながら中学生に分かりやすくお話していただきました。

 講演の中で、種部先生から「みがいておきたい4つのパワー」が紹介されました。
 ①見つめる…「自分の気持ちを探る力」
 ②認める…「自分を認めて褒める力」
 ③コントロールする…「自分をコントロールする力」
 ④表現する…「自分を表現する力」

 また、「交際相手にキスを迫られたら」「望まない妊娠」「性感染症」など、性のトラブルに関する事例についても紹介していただき、「困ったら、気軽に相談してほしい」と生徒に伝えられました。

 講演後は、生徒代表が「性に対する新たな視点に気付けてよかった」とお礼の言葉を述べました。

【生徒の感想より】

  • 人間の「性」は、命を増やすためだけではなく「喜び」や「ふれあい」の意味があることを知りました。これからは、自分をたくさんほめてあげようと思いました。
  • 望まない妊娠など、初めて知ってびっくりしたことがたくさんありました。この先何が起こるか分からないけれど、いざというときにはちゃんと周りに相談するようにしていきたいです。
  • 私は、相手に言いたいことをはっきり言えないことがよくあります。そういう時には、今日の4つのパワーの話が役に立つと思うので、意識してしっかりと言えるようになりたいと思います。

【活動開始】志を同じくする仲間とともに ~部活動発足~

 6月19日(金)、令和2年度の部活動が発足しました。

 1年生は部活動紹介や体験入部期間、部活動決定期間を経て「部活動登録届」を提出し、正式に部員としての活動を始めました。

 それぞれの発足会場では、部員や顧問の自己紹介、部の方針や活動内容の確認をしました。

  • 美術部
  • 弓道部
  • 男子バスケットボール部
  • 女子バスケットボール部
  • 男女ソフトテニス部
  • 剣道部
  • 吹奏楽部

 1年生はとても緊張した様子でしたが、自己紹介で先輩たちから温かい拍手を受けると、その表情からは安心感がにじみ出ていました。

 ランニング走路からは、明るく元気なかけ声
 音楽室からは、楽器を奏でる伸びやかな音色

 放送室からは、リズム感のある発声練習

 発足会を終えると、各活動場所から聞こえてくる「さまざまな声や音」はエネルギーに満ちあふれていました。

【給食】6月18日は「おにぎりの日」…その由来は?

 6月18日(木)の献立は、まめ菜ごはん、牛乳、ふくらぎの照り焼き、ごまよごし、野菜たっぷり汁、手巻きのり でした。

 日本最古のおにぎりの化石が発掘されたのが、石川県能登半島に位置する旧鹿西(ろくせい)町(現・中能登町)です。旧鹿西町が記念日登録をし制定されたのが「おにぎりの日」です。

 これは旧鹿西町の町おこしのためで6月は鹿西の「ろく(6)」から来ています。そして毎月18日に制定されている「米食の日」から取って6月18日が「おにぎりの日」になったということです。

 今日は、まめ菜ごはんを手巻きのりで巻いて、好きな形のおにぎりにしていただきました。

(出典「給食ものしりカレンダー」立山町学校給食センター)

【3年生】「中学生の皆さんに聞いてほしい 生と性の話」~保健講演会~

 6月17日(水)、3年生を対象に保健講演会を開催しました。

 女性クリニック「We! TOYAMA」代表で産婦人科医の種部恭子先生を講師にお迎えしました。

 中学生にとってまだよく知らない「生」と「性」について、明るい先生の語り口で分かりやすく丁寧にお話をしてくださり、生徒たちは最後まで関心をもって講演に集中していました。

〈種部先生のお話から〉

 人は一人では生きられない。豊かに生きるために、そして幸せになるために私たちには「性」がある。

そして、性には3つの意味がある。

 ①いのち  … 性があるから、「いのち」が生まれる
 ②よろこび … 人にとっては大切なこと

 ③ふれあい … 心と心の触れ合いこそ大切に

 性感染症のことなど、「性」に関しての気を付けなければならないトラブルについても、詳しく学ぶことができました。また、悩んだときには、誰かに相談することも大切なことであると教えていただきました。

【保健講演会に参加して ~生徒の感想から~】

  • 普段聞かない言葉を新しく知ることができ、よい機会になりました。今後、私たちが生きていくうえでの「大切なこと」が分かりました。
  • 人間の性はふれあい・よろこびなど、意味があることが分かりました。種部先生のお話は、ユーモアたっぷりの口調で、画像付きでとても分かりやすかったです。
  • 将来自分は気が合う人と結婚をして家庭をもちたいと思っているので、しっかりとした知識と優しい心をもって過ごしていきたいと思いました。
  • 「自分の気持ちに嘘をつくことはよくない」と聞いて、そのとおりだと思いました。自分をしっかりコントロールしないと後悔することもあると知りました。自分の「いのち」を大切にしようと思いました。

  自分の「いのち」、大切な人の「いのち」を守るために、生徒一人一人が「生」と「性」について真剣に向き合おうとしている姿が印象的でした。