2022年12月の記事一覧

【研修風景】立山町「読み解く力」向上推進研究会 その3

 授業公開後、ランチルームにて、小中学校の教員が一緒になって研修を行いました。

 

杉田教育長より開会のあいさつです。

 

「読み解く力」向上に関する雄山中学校の実践を報告しました。

参加された先生方からご質問やご意見をいただきました。

講師の目黒先生から「リーディングスキル」に関するご講話をいただきました。

高瀬校長より閉会のあいさつです。

何が必要かを子供たちの姿から考え、「できた」と感じる場面を授業の中で増やせるような研修にしたいと思います。

【授業風景】立山町「読み解く力」向上推進研究会 その2

 3年4組で公開した授業の次時にあたる学習活動を3年6組で公開しました。

【3年6組の様子から】

黒板とワークシートから前時の学習を思い出し、班の意見をまとめ直します。

異なる観点の班同士でメンバーを入れ替え、自分たちにない視点での読解に耳を傾けます。

自分の班に戻って、他の班で聞いてきた意見を一生懸命に説明します。タブレット画像で、他の班のワークシート記録を見ながら説明が聞けます。

最後は個人で学習課題を解決する時間です。それぞれの論説文に対する「自分の納得度」を改めて考え、文章にまとめます。

次の時間に、「自分の納得度」をネームプレートで提示したところ、二つの論説文を比べて読む前と、大きく変わっていました。その理由を自分の言葉で説明できていれば、目標達成です。

授業を公開したのは、4組と6組だけですが、3年生すべてのクラスで同じように発展学習に取り組んでいます。それぞれのクラスに持ち味があり、一つとして同じ授業はありません。一人一人が学びに向き合い、自他の意見を比較しながら理解を深めていく姿、その素直さと懸命さは中学3年間だけでなく、小学校から時間と愛情をかけて育てられたものです。本格的な受験シーズンを迎え、苦しいことも多いでしょうが、ぜひ、これからも大切にしてほしいと思います。努力して積んだ学びはきっと自分を助けてくれます。

 

 

【授業風景】立山町「読み解く力」向上推進研究会 その1

 12月2日(金)は、これまで取り組んできた「読み解く力」向上に関する実践の成果を発表するため、3年生2クラスで国語科の授業を公開しました。「人工知能」をテーマとした異なる論説文を読み比べるという難易度の高い発展学習でしたが、そこはさすが3年生!落ち着いた学習ぶりで、課題解決に取り組みました。

【3年4組の授業から】

まずは、それぞれの論説文に対する「自分の納得度」をはっきりさせ、ネームプレートで提示します。

班ごとに観点を分担して、二つの論説文を比較します。教科書やワークシートの記述の根拠を求めることで、説得力のある意見を考えます。

ある程度、班の意見がまとまったら、タブレットで撮影して、他の班と共有できるようにします。

同じ観点を担当する班同士でメンバーを入れ替え、自分の意見と比較しながら、友達の発言に耳を傾けます。

自分の班に戻ったら、他の班から聞いた意見を踏まえて、追加や修正を加えます。

立山町の小学校の先生方がたくさん参観してくださったので、少し緊張気味の生徒たちでしたが、成長した姿をみていただけたのではないかと思います。義務教育9年間の最終ステージですから。

新聞作り~金沢校外学習~

 

 金沢校外学習を終えて、各班で新聞作りに取り組みました。

記事の内容、掲載写真を選んでレイアウトするなど、作業内容を分担していました。

各自が協力することにより、さらに仲間意識も芽生えてよりよい新聞を作成することができ

たようです。