【授業風景】立山町「読み解く力」向上推進研究会 その1
12月2日(金)は、これまで取り組んできた「読み解く力」向上に関する実践の成果を発表するため、3年生2クラスで国語科の授業を公開しました。「人工知能」をテーマとした異なる論説文を読み比べるという難易度の高い発展学習でしたが、そこはさすが3年生!落ち着いた学習ぶりで、課題解決に取り組みました。
【3年4組の授業から】
まずは、それぞれの論説文に対する「自分の納得度」をはっきりさせ、ネームプレートで提示します。
班ごとに観点を分担して、二つの論説文を比較します。教科書やワークシートの記述の根拠を求めることで、説得力のある意見を考えます。
ある程度、班の意見がまとまったら、タブレットで撮影して、他の班と共有できるようにします。
同じ観点を担当する班同士でメンバーを入れ替え、自分の意見と比較しながら、友達の発言に耳を傾けます。
自分の班に戻ったら、他の班から聞いた意見を踏まえて、追加や修正を加えます。
立山町の小学校の先生方がたくさん参観してくださったので、少し緊張気味の生徒たちでしたが、成長した姿をみていただけたのではないかと思います。義務教育9年間の最終ステージですから。