「校長のつぶやき」(11月6日)
雨の朝です。気温もこの季節らしくなってきて、北海道や東北では積雪の予報さえありました。もしかすると、次に顔を見せる立山連峰は、雪化粧をしているかもしれませんね。
さて今日からの2日間、全校生徒が中教研学力調査に挑みます。今日が3教科で明日が2教科ですが、1つ1つの問題の最後までしっかりと解ききってほしいと思います。頑張れ、雄中生!
ところで、昨晩、国立立山青少年自然の家で行われている「通学合宿 立少イングリッシュキャンプ」に顔を出してきました。これは昨年に続いて2度目で、国際理解教育をテーマにした1時間の講演を行いました。今回、私自身は講演者ではなく司会・進行を担当し、舟橋小学校の校長先生と立山北部小学校の先生にそれぞれ台湾とタイについての話をしていただきました。(我々3人は日本人学校の経験者です)聞いてくれた5・6年生の児童たちも、クイズを中心に大変盛り上がっていました。そして私自身、来年度の新入生と少しふれ合えたことが嬉しかったです。
現在の中学生もそうですがこれから思春期を迎えるこの年代は、コロナ禍の影響を強く受けているかもしれません。なぜなら、社会性の基礎を築く小学校の低中学年の時期に、不自由な学校生活を余儀なくされていたからです。遊びなどを通し友達との関係性の中で、自分の思いと人の思いの調整をし「折り合い」を付ける経験が不足しているかもしれません。そんな時、この「イングリッシュキャンプ」のように長期間の集団生活を経験するのは、子供たちにとって大切なことではないかと私は考えています。