「校長のつぶやき」(12月17日)
今朝もどんよりとした朝になりました。「北陸の冬」とはいうものの、こう毎日暗い日が続くと、真っ青に晴れわたった空に、真っ白な雪化粧をした立山連峰を見たくなるものです。
さて、今日からの4日間は学期末懇談会です。特にこの時期といえば、3年生の進路先について、具体的に話を詰めていく段階になります。お子さんにとってどのような進路選択が最良の方法なのか、親として悩みどころです。
私はこれまでの経験上、「受験で『退路を断つ』は悪手である」と思っています。具体的な例で言えば、私立高校の受験でもリスクをとり、県立高校の受検でもリスクをとるといった選択の仕方です。また、県立高校が本命ということで、私立高校の合格に関する手続きをしなかったといった場合もあります。リスクをとることは決して悪いことではありませんが、そんな場合にはリスクに対応できるよう備えることが必要だと思います。リスクの伴う受験を考えているのであれば、別の進学先を確保しておくことや、思い通りの結果にならなかった場合の「次の手」を考えておくこともリスクに対応できるよう備えることになると思います。
時間は限られていますが、本日からの懇談会では担任と十分な相談をしていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。