10月18日(水) 今日の授業風景(3限目)

 3時間目の理科室で、2年3組の実験を見学しました。

 今日の実験は、だ液の酵素のはたらきについて調べるものです。各班に準備された4本の試験管のすべてにデンプンを入れ、その内2本には人工だ液を入れます。人工だ液の「ある」「なし」を1ペアとし、それぞれのペアにヨウ素液とベネジクト液を入れます。

 ヨウ素液を入れた2本の試験管は既に色が違います。人工だ液「あり」の方は変化が見られず、「なし」の方は深い青紫色に変化しました。この違いにより、人工だ液のはたらきによりデンプンがなくなった(少なくなった)ことが分かりました。

 また、残った2本の試験管それぞれにはベネジクト液と、危険防止のため沸騰石を入れガスバーナーで加熱しました。「なし」に変化はありませんが、「あり」は見事な赤褐色になりました(この後、沈殿していきます)。これで「あり」の方に糖ができたことが分かりました。