「校長のつぶやき」(5月20日)
7:00時現在、雨は降っていないようですがすっきりしない天気です。
先週金曜、2年生が校外学習を終えて金沢から戻ってきました。彼の地では班別学習に取り組みましたが、その成果はいかほどだったのか機会を見つけて生徒たちに聞いてみたいと思います。
この校外学習の価値は、校内での学習では学べないことまたは学習の場を変えるとより多く・効果的に学べることを、金沢を訪れることで学習できる点でだと考えています。「百聞は一見にしかず」の言葉通り現地で本物を五感を使って感じる経験が大切であることはもちろん、1日のほとんどを班員だけで行動しますから、地図を読み正しい道を見付け出す経験や小さなトラブルに対して協力して対応・解決していく経験が貴重です。加えて、班員それぞれがもつ思いを踏まえた中で「合意」を形成していく経験ができていれば、更に意味ある学習になっていると思います。
生徒たちには、本校で過ごす3年間で学力ばかりでなく、幅広い「人間性」も育てていってほしいと思います。またそのことは、近い将来に社会へ巣立つ生徒たちにとっても大切なことだと考えています。