6月12日(月) 学習意欲に結びつく驚きや感動

 今日の理科室をのぞいていると、2つの違った実験を目にしました。(2年生の実験)

 1つは、二酸化炭素を充満させたにも関わらず、集気瓶の中で激しく燃えるマグネシウムの実験(写真上)。そしてもう1つは、密閉された(酸素を多く入れてあります)丸底フラスコの中で激しく燃えるスチールウールの実験(写真下)です。前者は、十分な酸素がなくても二酸化炭素から酸素を奪い取りマグネシウムが燃えること、後者は燃焼の前後の質量を比較することで「質量保存の法則」が成り立っていることを確かめています。

 写真の通り、どちらの実験でも目映いばかりの光が出てきます。更には、これまでに習ってきた「物が燃える時には酸素が必要」という前の学習を裏切るような出来事があったり、350.28gが実験の前後で100分の1gまでも正確に変化していなかったりしたことで、きっと生徒たちは驚いたり感動したりしたことだと思います。