「校長のつぶやき」(12月15日)
早いもので12月も折り返しとなりました。週間天気予報でも雪だるまが見られるようになり、いよいよ冬本番を迎える頃でしょうか。
さて、昨日の当HPの記事でも紹介しましたが、3年生の数学の授業に自動車が登場しました。それを見ながら私は、以前に見た小学校社会科の授業を思い出していました。
その授業は、確か社会インフラに関わる学習だったと記憶していますが、担任の先生が本物の信号機を持ってこられました。道路で見ると大きさを実感できない信号機(LEDではない昔のもの)ですが、教室で見ると驚くほど大きいものです。大人の私でさえ記憶に残っているのですから、体の小さい小学生にとってはどれだけの衝撃だったか想像ができます。その後、この授業を受けた児童たちが街角で信号を見る目は、確実に変化していたことと思います。
その意味からすると、昨日の数学の授業は、円錐の容積を比べるだけでも十分な授業内容ではありましたが、そこに本物の自動車が登場することで、子供たちの記憶に強く残ったのではないかと思います。