「校長のつぶやき」(9月20日)

 昨日はテスト期間の初日でしたが、学習は順調に進められたでしょうか。

 これまで多くの生徒を見てきましたが、成績を伸ばした子の多くが時間を上手に使えていました。3年生の部活動引退をきっかけにいつもより朝早く登校し、多くの生徒が登校してくるまでの間に数学の問題集に取り組んだ生徒。昼休みの10分間を積み上げることで、授業で分からなかったところを減らしていく生徒。中には夜が苦手なので8時ぐらいには寝て、朝4時頃から勉強に取り組むという生徒もいました。そして私自身も「夕食前の1時間」を大切にしていました。

 「学校の勉強は社会に出ても役立たない」という意見も度々耳にしますが、新しい知識を自分にどう取り込んでいくかを学ぶことが、学生時代の学習の真の目的だと思います。しかもその方法は人によって異なり、人のよい方法は自分のよい方法とは限りません。自分を知って自分に合った学び方を身に付けていくことで、大人になっても通用する人間となれると私は考えています。

 中間考査まであと1週間。全力で取り組むことで学ぶことも多くなると思います。頑張りましょう。